発表概要
名古屋大学ではアカデミックイングリッシュ養成のための課外学習eラーニング教材『eFACE』を使用している。この教材の中に語彙・表現を学習する部分はあるが、限られた単語が取り上げられているのみであり、語彙力を向上させるためには十分な量とは言えない。そこで、『eFACE』の読解テキストの中からアカデミックな語彙を学習するのに重要だと思われる単語と表現を、TOEFL向け教材の英単語リストを参考にして、618語選定し語彙リストを作成し、スマホで学習できるウェブ教材を開発した。本教材は独立した教材として好きな時に語彙を学習できるだけでなく、『eFACE』をPCで学ぶと同時に辞書代わりにスマホで語義を確認するという使い方もできる。今後、本教材の中にリーディングテキストを入れ、単語・表現を文脈中で学習できるようにしたい。このように既存の教材のコンテンツを再利用しスマホに対応させることで、教材の活用が促進されると考えられる。
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Last-modified: 2016-05-04 (Wed) 23:27:22 (JST) (3084d) by ozeki