ブックトークを用いた英語プレゼン指導の導入
ブックトークを用いて高校生の読書活動をこれまで啓蒙してきた。本発表では、ブックトークの手法を教師からの発信だけでなく、実際にブックトークを高校生に行なってもらった実践研究である。生徒は自らが設定したテーマに沿って本を数冊選び、その本を紹介していく活動を通して読書に正面から向き合うことが期待される。生徒各人の興味やレベルに合わせて本の選択は任せたが、最低条件として1冊は英語の本を選択し、併せてブックトークそのものは英語で行なうことを原則とした。生徒は単に選択した本を読むだけでなく、その面白さを効果的に英語で伝えるための努力が求められ、時として口頭だけでなくハンドアウトも準備することが求められる。聞き手の生徒は紹介された本の何冊かに興味を示し、実際に手にとって読むことが期待される。本発表では、ブックトークを英語教育に取り入れた実例を紹介し、広義での読書指導のヒントになればと考えている。
Counter: 2720,
today: 2,
yesterday: 0
Last-modified: 2015-03-15 (Sun) 01:47:55 (JST) (3119d) by ゲスト