生徒・保護者・教師の三位一体を目指した授業実践報告
- 伊藤 高司 名城大学附属高等学校
発表概要
生徒も保護者も異口同音に「英語ができるようになりたい、なって欲しい」と言う。その裏側には「良い成績」という意味が含まれているようだが、「良い成績」を切に願っているのは生徒よりも保護者の方である。英語ができる保護者が年を追うごとに多くなり、それに比例して英語学習に関するビリーフなどを子供だけでなく、教師にも押し付けてくるようになってきたのも現実である。一方で、大学全入時代を迎え、且つ多種多様な入試形態が存在する昨今では、多くの生徒の関心は目の前の受験だけでなく、生涯学習も視野に入れた英語学習にシフトしてきた。 本発表では、面談などで得られた高校生とその保護者の英語学習全般に関する意識の違いをまず示し、生徒には好評であったが保護者からの反発が強かったタスクを幾つか紹介し検証したい。最後にどのようにして保護者の理解を得ることに成功したかを示したい。
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最終更新: 2015-03-14 (土) 10:24:46 (JST) (3328d) by ozeki