概要
統計手法を用いて実験調査を行う3名のパネリストが、それぞれの研究や分析の際に用いる統計手法・処理ツールについて発表を行った。
はじめに,水本先生が,より好ましい統計手法としてResamplingとEffect Sizes(効果量)についての説明がなされ,得られたデータについては全体の分布や個別データを図示すべきと述べた。
次に,阪上が,反応時間データの分析に際し,分布をよく観察し,統計的検定だけでなく,モデル選択を行うことも考慮すべきであると述べた。
最後に,天野先生が,外国語音声を音響分析する際の持続時間測定に関わる問題を指摘し、分析時のガイドラインの必要性を訴えた。
コメンテーターの前田先生からは,正規性の検定やモデル選択には注意が必要となること,また,分析者が何を見たいのかを見極めることの重要性が説かれた。
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最終更新: 2014-05-28 (水) 14:33:30 (JST) (3620d) by ozeki