英語聴解クラスにおける授業外学習時間の変動
- 会場参加者数:7名
- 司会・報告:天野 修一 (日本福祉大学 非常勤講師)
概要
学習者の自発的で効果的な授業外学習活動を促すには、その性質を深く理解する必要があるという認識から、学部1年生を対象に、聴解を中心とする必修授業で半期の間、毎週の授業外学習時間の自己報告を収集、分析された。その結果、試験前を除き週による変動は小さいが、個人差が極めて大きいことが指摘された。発表後には、学習観・動機づけと授業外学習時間の関連について補足説明がなされた。
概要
日英リーディング学習を目的としたWebアプリケーションREXの追加機能の説明と、実験による評価が報告された。主な追加機能としては、リーダビリティーのパラメーターの追加、パラメーター選択手法の実装、テキスト提供機能の追加、単語チェック機能の導入などがあげられた。その後、パラメーター選択手法の効果検証と単語チェック機能の進捗状況の報告がなされた。パラメーター選択手法の実装により、従来よりも精度が高いリーダビリティーが得られることが実験データから示された。
聴衆からのコメントとして、ユーザーインターフェースを充実させると動機付けにつながるという点があった。また、質問として、REXは自主学習用教材なのか、教室での一斉授業用教材なのかがあった。
留学時の言語接触の記録方法について:ランゲージ・コンタクト・プロファイルに着目して
- 会場参加者数:10名
- 司会・報告:天野 修一 (日本福祉大学 非常勤講師)
概要
第二言語習得における留学の効果について理解を深め、また効果的な留学プログラムを実施していくためには、学習者が現地でどのような言語接触を持ったかが重要であり、その記録のための適切な方法が必要であるという認識から、ランゲージ・コンタクト・プロファイル(LCP)という方法が紹介、批判的に検討され、改善点が述べられた。発表後には、agencyという概念について補足説明がなされた。
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Last-modified: 2013-11-27 (Wed) 14:49:38 (JST) (3974d) by ozeki