概要
授業と授業外における学習をいかに活用して相乗効果を求めるかは、教師にとって重要な課題の一つである。神田先生の講演は、このテーマについて反転授業の様々な事例の紹介によって、多くの情報を提供して頂く内容であった。
初めに簡単な自己紹介によって、なぜCALLやICT活用に携わるようになったのかを説明された。本学会がLLAであったころから現在に至るまでの教育現場での環境的変化について触れた後で、現在は利用されているが、21世紀には廃るであろうもの(14 things that are obsolete in 21st century schools)がいくつか紹介された。教室で何をするのか、また教室以外で何をするのかについて、学習ピラミッドによる理論的な説明の後、反転授業の実践例に加えて、実技が先行する反反転授業も取り上げられた。反転授業を展開するために活用できるLMSやアプリについて、ひとつひとつ丁寧に説明もされ、目的に合せた利用がすぐにできるような知識も提供していただくことができた。反転授業に馴染みのない者にとっても、わかりやすい説明であった。質疑応答では、クラウドに関する質問があったが、明確に回答されていた。
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最終更新: 2015-08-08 (土) 16:28:17 (JST) (3155d) by ozeki