概要
統計指標を用いた英語教育研究についての知識が十分ではない研究者・学生を対象に,適切な統計指標の使用や結果表記の方法など,具体例を交えて,細かな紹介がなされた。英語教育研究の歴史的観点からのまとめ,研究を進める上での注意点,研究発表に用いるツールの効果的な使用方法,研究倫理,剽窃,また,研究論文や研究発表の資料などを共有し,学界の発展に貢献するための研究者SNSや,セルフアーカイブなど,さまざまな分野にわたって,広く紹介があった。なお,本ワークショップの資料(ppt)も草薙講師のサイトから入手可能である旨が伝えられた。
ディスカッションタイムでは,基本統計量などはどこまで書けばよいのか,との質問があり,講師からは,場合にもよるが,すべて書いたほうがよいとの回答があった。また,会場参加者から,自分の過去の論文から,先行研究調査等を引き写すことについても,剽窃に該当するので注意が必要であると,自己剽窃に関する補足情報が提供された。
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最終更新: 2015-11-30 (月) 01:14:46 (JST) (3063d) by ozeki