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1: 2011-11-28 (月) 22:13:39 ozeki ソース 現: 2015-11-01 (日) 11:28:22 ozeki ソース
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#ref(http://let.lang.nagoya-u.ac.jp/uploads/photos/235.jpg,25%,right,around) #ref(http://let.lang.nagoya-u.ac.jp/uploads/photos/235.jpg,25%,right,around)
-**[[テキストにおける共起傾向の偏りが学習者のコロケーションの処理に影響するか--コーパスの統計的指標とフレーズ認知課題を用いて--]] [#jb1215d3]+**[[テキストにおける共起傾向の偏りが学習者のコロケーションの処理に]]影響するか--コーパスの統計的指標とフレーズ認知課題を用いて-- [#jb1215d3]
-草薙 邦広 名古屋大学大学院生 -草薙 邦広 名古屋大学大学院生
-会場参加者数:20名 -会場参加者数:20名
--司会・報告:城野博志 三重県立四日市南高等学校+-司会・報告:[[城野 博志]] 三重県立四日市南高等学校 
***発表の概要 [#ma21d772] ***発表の概要 [#ma21d772]
-英語の名詞and名詞フレーズを取り上げ、テキスト中の共起傾向の偏りと項目の提示順序がコロケーションの処理時間に影響を及ぼす要因になるかを検証した。各項目20個ずつ選定、24名の比較的高熟達度の英語学習者に、偏りのない/偏りのある項目毎に正順序/逆順序で提示するフレーズ認知課題を行い、反応時間を計測した。+英語の名詞and名詞フレーズを取り上げ、テキスト中の共起傾向の偏りと項目の提示順序がコロケーションの処理時間に影響を及ぼす要因になるかを検証した。各項目20個ずつ選定、24名の比較的高熟達度の英語学習者に、偏りのない/偏りのある項目毎に正順序/逆順序で提示する[[フレーズ認知課題]]を行い、反応時間を計測した。 
 + 
 + 2×2の[[ANOVA]]の結果では、どちらの項目も順序間で平均反応時間(偏りなし・正順 1212ms.; 偏りなし・逆順 1266ms.; 偏りあり・正順1331ms.; 偏りあり・逆順 1343ms.)の差が有意ではなく、高熟達度の学習者でも共起傾向の偏りといった情報には鈍感であると考えられる。
- 2×2のANOVAの結果では、どちらの項目も順序間で平均反応時間(偏りなし・正順 1212ms.; 偏 
-りなし・逆順 1266ms.; 偏りあり・正順1331ms.; 偏りあり・逆順 1343ms.)の差が有意ではなく、高熟達度の学習者でも共起傾向の偏りといった情報には鈍感であると考えられる。 
***質疑応答 [#i24c0b71] ***質疑応答 [#i24c0b71]
分散分析では有意さが検証されなかったが、効果量の算出は? → 算出したところ効果量は小と出た 分散分析では有意さが検証されなかったが、効果量の算出は? → 算出したところ効果量は小と出た
ノイズを拾いやすいタスクではないだろうか? → 標準偏差が大きく、ブレが大きかった ノイズを拾いやすいタスクではないだろうか? → 標準偏差が大きく、ブレが大きかった
-**[[日本語母語英語学習者は動詞下位範疇化情報の処理が自動化されているか--視線計測装置を用いた実験の報告--]] [#ba87a7eb] +**[[日本語母語英語学習者は動詞下位範疇化情報の処理が自動化されているか]]--視線計測装置を用いた実験の報告-- [#ba87a7eb] 
--坂東 貴夫 名古屋大学大学院生 +-[[坂東 貴夫]] 名古屋大学大学院生 
--梁志鋭 名古屋大学大学院生 +-[[梁 志鋭]] 名古屋大学大学院生 
--草薙邦広 名古屋大学大学院生 +-[[草薙 邦広]] 名古屋大学大学院生 
--福田純也 名古屋大学大学院生 +-[[福田 純也]] 名古屋大学大学院生 
--杉浦正利 名古屋大学+-[[杉浦 正利]] 名古屋大学
-会場参加者数:18名 -会場参加者数:18名
--司会・報告:城野博志 三重県立四日市南高等学校+-司会・報告:[[城野 博志]] 三重県立四日市南高等学校 
***発表の概要 [#i07d079a] ***発表の概要 [#i07d079a]
視線計測装置(EyeLink1000)を用いて日本語を母語とする英語学習者の動詞下位範疇化情報の処理が自動化されているのかを調査した。Jiang (2007)を参考に被験者16名分のデータを基に、誤りを含む場合と含まない場合を比較して、知識の自動化を示唆する注視時間等の違いが認められるかを検証した。誤りと判断できる語(to)を含む領域において、総注視時間に統計的な有意差が認められたが、初回注視継続時間では有意差は認められなかった。 視線計測装置(EyeLink1000)を用いて日本語を母語とする英語学習者の動詞下位範疇化情報の処理が自動化されているのかを調査した。Jiang (2007)を参考に被験者16名分のデータを基に、誤りを含む場合と含まない場合を比較して、知識の自動化を示唆する注視時間等の違いが認められるかを検証した。誤りと判断できる語(to)を含む領域において、総注視時間に統計的な有意差が認められたが、初回注視継続時間では有意差は認められなかった。


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