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1: 2011-01-14 (金) 22:31:14 ??? ソース
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 +*ICTを活かした英語教育 ―"使われる"から"使う"へ― [#tcb39b15]
 +講師:岩田 淳(島根大学医学部)
 +**概要 [#c4238a19]
 +インターネットの普及や各種ICTツールの開発により、英語教育に活用できるリソースやツールの種類は飛躍的に増えつつあります。選択肢が多いことは、喜ばしいことであると当時に、利用する我々教師の選択眼がますます問われることになることを意味しています。本講演では、ICTに“使われる”から “使う”へシフトするために我々英語教師が何に留意すべきかについて、私のこれまでのICT活用事例の紹介、在外研究で滞在したニュージーランドにおける ICTの活用状況や最近のCALLの動向に関する情報をもとにお話しいたします。
 +
 +**講師略歴 [#e266c8cd]
 +島根大学医学部医療社会文化学講座(英語)教授。専門は英語教育学、CALLおよびアメリカ文学。島根大学法文学部文学科西洋文学語学専修課程卒業。シドニー工科大学大学院で修士号(英語教育)を取得。県立高校で5年間、国立松江工業高等専門学校で13年間教鞭をとり、平成20年4月より現職。著書に『高等教育とIT』(共著)玉川大学出版、『大学の英語教育を変える―コミュニケーション力向上への実践指針―』(共著)玉川大学出版などがある。
 +**尾関による当日メモ [#wa4ffec2]
 +***ICTと英語教育 [#q2af1d60]
 +-内的要因:教師のニーズ
 +--効果的授業、学習者中心、多様化する興味とレベル、教材の共有
 +-外的要因:政策的ニーズ
 +--2003年度入学者(高校)から、英語教育でインターネットを活用
 +-eラーニング導入:分野別では外国語教育が多い。それでも4分の1の学校(メディア教育開発センター)
 +--教員ベースでも4人に1人?の実感
 +--スキルが不十分という意識
 +-ツールが多過ぎるという悩み
 +-WBTの活用:学習者と教員へのメリット
 +-教材開発の基本コンセプト
 +--meaningful
 +--communicative
 +--interactive
 +--learner-centered
 +--student & teacher-friendly
 +
 +
 +***開発教材の紹介 [#db5fd2c2]
 +-英語で電子メール
 +-場面別表現集
 +-The Nixies
 +-Web-CALL
 +-TBLT with Streaming Clips
 +-COCET 3300
 +--ランキング表示が学習者を刺激する
 +--NIMEからリンク
 +-Moodle, eXe
 +--教材作成はeXeでさくさくと、成績管理はMoodleで
 +
 +***ニュージーランドのICT活用状況 [#c1f086ac]
 +-政府による教育でのICT利用のフレームワーク、ビジョンが明確になっている
 +-"Smart Use"
 +-効果的なICTの使い方を調査
 +--教員に取って必要なサポートは何か
 +-Confidentである理由
 +--CLT (Center for Learning Technology)のサポートがある
 +-Forum, messagingなどのコミュニケーション機能を使う率が高い
 +-学生にとって必要なサポートは何か
 +--学習者のperceptionを測定:テクニカルサポート、フィードバックが必要
 +
 +***「使われる」から「使う」には [#l8ec8fd7]
 +-インストラクショナルデザインを行なう
 +-使えるリソースを活用する
 +-完璧を目指さず、パーツから始める
 +-サポート体制を整備する
 +-使いやすいツールを選ぶ
 +-目的を持った活用を心がける
 +-Ask not what the web can do for us, ask what we can do with the web.
 +-距離感を持って自分に近いメディアを使っていく
 +***質問 [#p2d32a58]
 +-ニュージーランドでICTを使う目的は?
 +--外国語教育でもそれ以外でも様々な分野で使っている
 +-サポートというのは、作ってくれるのかツールの使い方を教えてくれるのか
 +--教員が素材を持ち寄るというパターンがほとんど。教材を2、3ヶ月で開発する。
 +----
 +[[第72回支部研究大会]]


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