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1: 2018-02-11 (日) 18:28:53 Tamura ソース
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 +*本研究では,理論的要因に従ってタスクが複雑になると,タスクの要求する認知的負荷は高まるのかを英語を外国語として学習する日本人大学生・大学院生40名を対象に検証した。タスクが複雑になると,タスクの要求する認知的負荷が高まり,タスクの難易度が上がるとされている。多くのタスクの複雑さに関する研究では,研究者が理論的要因に従ってデザインしたタスクを学習者に課し,タスクを行った学習者の言語パフォーマンスに関する考察が論じられてきた。しかし,これらの手法では,タスクが実際に複雑であったかが確認できず,学習者の言語パフォーマンスに表れた特徴がタスクのデザインが引き金となって表れたことを裏付ける証拠が不十分である。よって本研究では,理論的要因によって複雑化したタスクが実際に認知的負荷を高めるのかを,学習者の自己評価による主観的なタスクの困難度を測定することで検証することを目的とする。 [#dd0cb480]
 +-[[福田 純也]](静岡大学)
 +-[[西村 嘉人]](名古屋大学大学院)
 +-[[田村 祐]](名古屋大学大学院)
 +
 +***発表概要 [#y0cce5c4]
 +本発表では,CAFの存在論的な実在性を問い直し,CAFはその成立背景から総括的モデルに属すが反映的モデルとして捉えられてきたという理論的な「ねじれ」を指摘する。そして近年の有力な見方のひとつとして複雑性理論の観点を取り上げ,CAFを複雑系から創発する表面的な現象と捉えることを試みる。そして,そのような観点から見て立ち現れる二つの問題点,すなわち(1)指標選択の恣意性に関する問題と,(2)テクスト情報と能力および認知プロセスの同一視に関わる問題を取り上げ議論する。これらの考察をもって,パフォーマンス分析から認知プロセスの特定を行うこと試みは,科学的知識の収束を阻害するといった根本的問題を持つことを指摘する。
 +
 +***配布資料 [#u9b8622b]
 +
 +----
 +外国語教育基礎研究部会第5回年次例会


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