メインメニュー
LET中部支部サイトユーザー登録について
当サイトにはLET会員(中部支部,他支部)のみがユーザー登録できます。ユーザーでなくてもお知らせ等はご利用いただけます。登録ユーザーはイベントの告知やフォーラム,アルバムなどへの投稿ができます。LET全国のサイトとは別システムですので,LET会員も別途登録手続きが必要です。詳細はこちら
テーマ選択

(10 テーマ)

検索
2: 2014-11-23 (日) 19:06:07 ozeki ソース 3: 2014-11-28 (金) 10:54:00 ozeki ソース
Line 16: Line 16:
***概要 [#d407995e] ***概要 [#d407995e]
L2における意味ネットワークにおけるL1の役割を調査することを目的として、一つの語形に対し複数の意味を持つ homographs を刺激語として、英語母語話者と日本人英語学習者を対象に行った語連想課題の結果が報告された。調査においては、連想語として想起される言語の割合(L1語かL2語か)と、意味の優位性(第一義/第二義として想起される意味)の観点から両被験者群の反応が比較された。その結果、学習者の場合、最初の想起語のほとんどが刺激語に対するL1の対訳であることに加え、必ずしも意味の優位性が母語話者と同じではない(同じ語義が第一義として想起されない)こと、また、たとえ同じであってもその割合が異なるケースがあることなどが散布図を使って報告された。質疑応答では、英語母語話者・学習者のそれぞれの反応について、想起された語や語義のばらつきの有無や安定性の違いを考慮に入れること、また学習者の回答に対する外来語の影響などが提案された。 L2における意味ネットワークにおけるL1の役割を調査することを目的として、一つの語形に対し複数の意味を持つ homographs を刺激語として、英語母語話者と日本人英語学習者を対象に行った語連想課題の結果が報告された。調査においては、連想語として想起される言語の割合(L1語かL2語か)と、意味の優位性(第一義/第二義として想起される意味)の観点から両被験者群の反応が比較された。その結果、学習者の場合、最初の想起語のほとんどが刺激語に対するL1の対訳であることに加え、必ずしも意味の優位性が母語話者と同じではない(同じ語義が第一義として想起されない)こと、また、たとえ同じであってもその割合が異なるケースがあることなどが散布図を使って報告された。質疑応答では、英語母語話者・学習者のそれぞれの反応について、想起された語や語義のばらつきの有無や安定性の違いを考慮に入れること、また学習者の回答に対する外来語の影響などが提案された。
 +**[[Corpus-Based 分析法による英語学習者の読解プロセスの解明]] [#ta16d301] 
 +-司会・報告:[[法月 健]] (静岡産業大学) 
 +-会場参加者数:約10名 
 +***概要 [#a3330409] 
 +英語学習者の読解プロセスの解明につながる手段として近年注目されている眼球運動計測の実験は、1つの単語に着目して言語刺激の特性を厳密に統制・操作する要因計画と厳密な統制を行わず英文に使用される大半の単語の言語特性を分析する Corpus-Based分析法に大別される。本発表では、Corpus-Based分析法に基づき、言語特性として単語の長さ(語長:word length)、単語の使用頻度 (word frequency)に、Surprisal と呼ばれる文脈情報による予測度の指標を加えて、日本人英語学習者48名の英文読解時の眼球運動計測値のうち初期固視時間 (first fixation duration)と凝視時間 (gaze duration) の指標との関連について、線形混合モデルによって分析された結果が報告された。眼球運動計測値の指標の種類によって関係性は異なるが、3つの言語特性が読解プロセスに何らかの影響を与えている可能性が確認され、Corpus-Based分析法の利点と今後の研究の方向性について述べられた。質疑応答では、「統語的環境だけでなく語彙的な環境に、Surprisalの文脈情報が影響されているのではないか」と質問があったが、「統語的要因と語彙的要因を Surprisal では統計的に分離していて、本研究では統語的要因に限定した分析」である旨、説明があった。 
 +**[[Video and Blog activity in network-based language teaching (NBLT) CALL classrooms]] [#n58ba01a] 
 +-司会・報告:[[法月 健]] (静岡産業大学) 
 +-会場参加者数:約5名 
 +***概要 [#t9a0a53b] 
 +The aim of the presentation was to demonstrate the effective and active use of blogs in EFL classrooms. By using authentic videos like TED talks, for instance, students were given chances not only to focus on listening, but also to interact with their peers and teacher through speaking and writing activities in critical and collaborative manners. An example was shown to illustrate how to encourage students to write a summary of the video, to write what they had learned from the video, and to write about their similar experience as a way to integrate their semantic networks. The results of the post-hoc test score analysis showed that the average score for the treatment group (with blog-based instruction) was significantly higher than that of the control group (without blog-based instruction). It was also found that some of the writing assessment components had salient improvements but not all of them did, which issue might be the target for future research.
---- ----
[[第84回支部研究大会報告]] [[第84回支部研究大会報告]]


トップ   差分 バックアップ 複製 名前変更 リロード   ページ新規作成 全ページ一覧 単語検索 最新ページの一覧   ヘルプ   最新ページのRSS 1.0 最新ページのRSS 2.0 最新ページのRSS Atom
Counter: 1691, today: 1, yesterday: 0
Quick Links
人気ページ
LETChubu tweets:
支部wikiメニュー