研究発表
大学英語教育における映画の様々な活用法—『モナリザ・スマイル』を中心に—
発表者
- 井土 康仁(藤田保健衛生大学)
- 寶壺 貴之 (岐阜聖徳学園大学短期大学部)
キーワード
映画英語教育, 教師論, 映画分析
概要
"映画 Mona Lisa Smile には、英語学習教材として利用するのと同時に教育学的・文学的観点からの分析に耐えうるだけの十分な内容が含まれている、と発表者は考える。そこで本発表では、 Mona Lisa Smile を題材に、映画の舞台となっている1950年代のアメリカの中で、ひとりの自立した女性としての自分の生き方を学生に示しながら、改めて人生とは何か・学問とは何かと問い続ける主人公Catherineの姿を見ながら、目標としての教師像を教育学的な視点から分析していく。
加えて、映画を「文学テクスト」として捉えることで可能となる、文学理論を用いた映画批評分析の実践報告も行いたい。クリステヴァやバルトのテクスト論を分析の基盤にしながら、映画の中で用いられるピカソ、ポロック、ヴァン・ゴッホの絵画に焦点を当て、彼らの絵が伝える意味と、それがテクストとしての映画の分析に与える影響を追っていく。 "
日時・会場
配布資料
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