実践報告
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概要
小学校英語活動においては,担任教師の英語発音能力が子どもたちに影響を与えるのは言うまでもない。発表者は,小学校英語活動指導者養成授業において,6週に渡って手鏡を使いながら学生に発音指導を行った。授業では,学生は教師役となって英語活動指導の練習を行うので,英語を話す機会が多く,その日の発音練習の成果をクラスルーム・イングリッシュで確認できる。また,クラスメートの発音に助言を与えるため,英語活動で子どもに指導するための練習機会にもなった。最終授業では,学生が英語発音の上達を実感し,授業で発音指導を受けたことが良かったとする意見が多数上がった。また,英語発音を非常に苦手とする6名の学生の音声を録音し,音声学を専門とする大学教員4名と筆者が5段階評価(5:excellent -1: poor)で発音指導前と指導後の音声を比較分析した。その結果,指導前の6名の評価平均が2.0であったのが,指導後は2.9に上がっており,個別に見ても全員の発音が上達していることが確認された。
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ぺージ名 : | 小学校英語活動指導者養成授業における発音指導実践報告 |
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初版日時: 2011-05-08 (日) 22:05:52
最終更新: 2011-05-08 (日) 22:05:52 (JST) (4762d) by ozeki