発表概要
発表者はこれまで単語単位で自己制御学習を行うモバイルアプリDoraCATを開発、運用してきた。DoraCATはコンピュータ適応型診断テストを行い、学習目標語を選択、その練習によって知識定着を目指すシステムである。これまでのDoraCATでは、単語単位の学習に限定されていたため、新たに複数語によるフレーズ学習モジュールを開発した。暫定データとして実用英語技能検定®1〜5級の見出し語句2057項目を級、出題頻度情報に基づいた10レベルで使用した。フレーズ版では、最初にYes/No形式でのレベル診断を行い、診断結果およびサジェスト機能により学習項目の選定を行う。引き続き、カードによる学習、Yes/No形式診断、空所補充問題での練習を行う。発表では、フレーズ学習モジュールを付与したDoraCATの基本機能を紹介するとともに、他のシステムと学習履歴を共有することによる応用可能性について検討する。
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最終更新: 2019-11-13 (水) 17:52:35 (JST) (1587d) by kawaguchi