実践報告
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概要
"Jenkins (2007) によれば、日本人EFL学習者の発音はNSそしてNNSにとっても評価は低い。コミュニケーションを円滑に行うためには明瞭でわかりやすい発音が求められるが、これは音読の繰り返しだけでは十分でなく、韻律面を意識した音声情報及び視覚情報を活用した音声学習が効果的であることがわかってきた(De Bot, 1983; 清水、1983; 白井, 2001; 須藤、2010; Lambacher, 1997; Sonobe, H., Ueda, M., & Yamane, S., 2009; Yamane, 1999)。
本発表では2009年度LET全国研究大会にて研究発表した英語音声学習用オリジナルソフトを改良し、音声学習に活用した結果、効果が得られたので授業実践報告をする。ソフトの改良点は1) 男女別ピッチ表示、2) 12秒間の録音表示、3) 波形と同期の英文表示、4) ストレスを意識した英文表示である。検証文は連続する複数文から成り、イントネーションにフォーカスした学習効果は顕著であった。
実験参加者は私大教育学部1, 2年生でPC教室にて実施。学習効果の検証は1) 英語母語話者による評価と2) 音声分析による客観評価により実施した。発表では具体的学習方法及びその効果を報告したい。"
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最終更新: 2011-05-08 (日) 21:56:15 (JST) (4781d) by ozeki