研究発表
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概要
英語の教育現場では、発音指導の必要性は感じながらも教員自身がどのように指導を行えばよいか分からないという声が聞かれる(河内山他2011)。そこで本報告では、将来の英語教員が大学時代の教職課程で発音指導についてどのように学んでいるかを探るため、英語科教育法のシラバスを調査した。その結果、近畿地方の大学のうち2010年時点で入手可能であった約170の半期シラバスの約3割が発音指導について触れていた。また、シラバスで指定されていた主な教科書約20冊のうち発音指導の章を個別に設けていたものは5冊であった。英語科教育法が複数学期に渡って履修されることを考慮すると発音指導について講義を受けた学生は少なくないと考えられるにも関わらず、現場で発音指導が困難とされることには、講義内容が音声学の知識に偏り指導法にまで至っていない、四技能の指導と比較して発音指導は軽く扱われている等の要因が考えられる。
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ぺージ名 : | 中高教職課程における英語発音指導の扱い--近畿地方のシラバス調査-- |
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初版日時: 2011-05-08 (日) 22:09:38
最終更新: 2011-05-08 (日) 22:09:38 (JST) (4752d) by ozeki