概要
授業における効果的なアウトプット」とは何かを大学という文脈で考えると、正課教育と準正課教育の両側面から考える必要がある。多くの大学では、正課教育だけでなく準正課教育も含め総合的に、学生の主体的な学びを支援する仕組みを提示している。そこで、本発表では、第一に大学における正課の授業内でアウトプットを促進する基盤として、日本人講師が英語で授業を実施することを学生はどのように捉えているのか、また英語で授業を実施する上でどのような障害があるのかを発表者の担当してきた授業事例をもとに提示する。第二に、準正課活動として発表者が勤務する大学での外国語学習に特化したセルフアクセスセンターでの活動を中心に提示する。特に、3つの活動(ネイティブ教員による予約制英会話、日本人教員による英会話練習、スピーチコンテスト)を示し、なぜ利用者が増加したのか、あるいは増加していないのかを事例をもとに提示する。
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最終更新: 2015-05-16 (土) 17:39:25 (JST) (3229d) by ozeki