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日本人英語学習者の作文における誤りのアソシエーション分析
発表概要
英語学習者が産出する誤りの共起に関する情報は、教室における作文指導などにおいても重要である。本研究ではKonan-JIEM Learner Corpusと呼ばれる日本人英語学習者が産出した英作文のエラータグ付きコーパスを用いて、作文における誤りのアソシエーション分析を行った。アソシエーション分析とは、百貨店や店舗で集めている購買履歴から顧客が購入するアイテムの組み合わせの規則を抽出するために用いられているものであり、外国語教育の文脈においては、小林 (2013)が、英語学習者の発話コーパスの分析に用いており、投野 (2013)では学習者のCEFRレベルの推定などで利用されている。本研究では、一つのエッセイ中にどういった誤りが共起するかをトピックごとに検討した。その結果、トピックによって学習者が共起して産出しやすい誤り、またトピックの影響を受けにくい誤りが観察された。
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Last-modified: 2014-02-11 (Tue) 23:47:59 (JST) (3872d) by kawaguchi