発表概要
発表者は先行研究Yanagisawa (in press)で、イラストと組み合わされた疑似英単語の学習における検索の効果を検討した。本研究では、その追研究として、未習の意味を持った語彙学習における検索方法の違いが英語の疑似単語の学習に与える影響を明らかにすることを目的に行われた。参加者に(1)形式から意味を想起する練習の機会のある条件、(2)意味から形式を想起する練習の機会のある条件、(3)想起練習の機会のない条件、という3条件で、手の動きを組み合わされた疑似英単語を学習してもらった。単語の受容語彙と産出語彙が測定された。受容語彙には受容検索が効果的だが産出検索は効果的ではなく、産出語彙には産出検索が有効であったが、受容検索は効果的ではなかった。結果や先行研究との違いの理由について考察を行った。
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Last-modified: 2016-02-13 (Sat) 00:14:11 (JST) (3325d) by kawaguchi