発表概要
発表者がCALLを活用した自律学習支援プログラムとして、ミドルエイジ以降の社会人を対象に実践した2種類の学習プログラムの取組を紹介する。学習カウンセリング後に教材を自由選択する学習プログラムと、英語音声に特化した共通教材を利用する学習プログラムについて報告する。これらの取組における学習管理・ドロップアウト・学習達成度の状況や効果測定の結果を解析し、プログラムの種類の違いが与える影響やそれぞれの学習効果について検討する。特に英語音声に特化したプログラムについては、加齢が進むと困難になることが予測される英語音声のリダクションフォームの識別について詳細な分析を試み、音声学的見地から考察する。それぞれのプログラムの実施の際に随時行ったインタビュー調査から、社会人学習者が求めている英語力とは何かや、学習プログラムの違いによって生じた学習コミュニティのタイプの違いについても報告する。
Counter: 1523,
today: 1,
yesterday: 0
最終更新: 2015-10-23 (金) 11:27:59 (JST) (3079d) by ozeki