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全自動スピーキングテストで見えてきた母語干渉:he がshe に転移する原因を音声添削と音響解析で解明 anchor.png

  • 田淵 龍二 (ミント音声教育研究所)
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会場・時間 anchor.png

  • Zoom Room 1
  • 13:30-14:00
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発表概要 anchor.png

英語発音の弱点として、TH音やR/L区別などが知られる。ところが東北大でのスピーキングテストで従来にない弱点が出現した。それはhe音がsheと認識される弱点だ。これを筆者は「he/she転移」と名付けた。受験者は1年生3クラス約100名で週一5回の小テスト読み上げ音声をスマホなどの自動認識でテキスト化しNatTos(ウェブアプリ)で添削した。履歴を解析するとheを含む課題文6本、発声3,551回のうち689回でsheになっていた。日本語ハ行のH音には議論があり、今日ではヒ音は[h]ではなく[ç]とされる硬口蓋摩擦音に分類される。しかしこのヒ音には幅があり、たとえば江戸言葉では「日比谷」のヒが「渋谷」のシになる。このヒシ転移が一定の受験者にhe/she転移を生じさせたと仮説を立て音響解析したところ、江戸言葉ヒ音と英語she音にはともに4KHz近辺に強い雑音成分が見られた。he/she転移の原因が母語干渉(方言)であれば、地域による指導上の配慮が必要になる。

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配布資料 anchor.png


第96回支部研究大会


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最終更新: 2021-05-18 (火) 14:56:27 (JST) (1075d) by kawaguchi
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