日本人英語学習者のN-gram親密度調査
第二言語習得研究において、英単語に対する親密度が調査されたり、実験項目の選定時にその親密度が基準にされたりすることがある。しかしながら、日本人英語学習者は、受験を中心とした試験対策のために、単語だけなく、熟語やイディオムも数多く学んでいるため、単語だけでなく、複数の単語から構成される「まとまった表現」に対しても親密度があるのではないかと推測される。このことは、学習者コーパスの調査結果からも推測可能であり、学習者は、ある特定の表現を頻繁に使用することが分かっている。
そこで、本研究では、中高生が利用する単語集・熟語集に掲載されているイディオムや熟語を調査項目として選定し、どのような表現において親密度が高くなるのか(あるいは低くなるのか)について予備調査を行い、その結果を報告する。
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Last-modified: 2015-03-15 (Sun) 01:56:14 (JST) (3501d) by ゲスト