発表概要
グローバル化が進む現在、英語はアジアの共通語としての地位を占めつつあり、アジアの学習者たちが英語を使用してコミュニケーションをする機会が今後はより多くなるであろう。その際、言語教育にて養われると思われる異文化理解能力はどのようなものかを理解しておくことは言語コミュニケーションの教育に携わる者にとって意義があると思われる。アジアの国々で異文化理解は英語教育の中でどのように扱われ、教えられているのであろうか。そこで、漢字文化圏である日中韓の3か国で高等学校外国語学習指導要領(に相当するもの)の異文化理解に関する点の比較分析を行った。そこから見えてくるであろう言語政策的背景や言語観にも注目して、国策として生徒たちにどのような異文化理解力をつけさせることを目標にしているのかを探りたい。そして分析した結果を日本の外国語教育政策において具体的にどのように活かせるかを考察してゆきたい。
Counter: 1843,
today: 1,
yesterday: 0
Last-modified: 2015-03-14 (Sat) 00:26:16 (JST) (2934d) by ozeki