概要
インターネットの普及や各種ICTツールの開発により、英語教育に活用できるリソースやツールの種類は飛躍的に増えつつあります。選択肢が多いことは、喜ばしいことであると当時に、利用する我々教師の選択眼がますます問われることになることを意味しています。本講演では、ICTに“使われる”から “使う”へシフトするために我々英語教師が何に留意すべきかについて、私のこれまでのICT活用事例の紹介、在外研究で滞在したニュージーランドにおける ICTの活用状況や最近のCALLの動向に関する情報をもとにお話しいたします。
講師略歴
島根大学医学部医療社会文化学講座(英語)教授。専門は英語教育学、CALLおよびアメリカ文学。島根大学法文学部文学科西洋文学語学専修課程卒業。シドニー工科大学大学院で修士号(英語教育)を取得。県立高校で5年間、国立松江工業高等専門学校で13年間教鞭をとり、平成20年4月より現職。著書に『高等教育とIT』(共著)玉川大学出版、『大学の英語教育を変える―コミュニケーション力向上への実践指針―』(共著)玉川大学出版などがある。
ICTと英語教育
「使われる」から「使う」には
- インストラクショナルデザインを行なう
- 使えるリソースを活用する
- 完璧を目指さず、パーツから始める
- サポート体制を整備する
- 使いやすいツールを選ぶ
- 目的を持った活用を心がける
- Ask not what the web can do for us, ask what we can do with the web.
- 距離感を持って自分に近いメディアを使っていく
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Last-modified: 2015-10-22 (Thu) 23:21:06 (JST) (2967d) by ゲスト