- ソース を表示
- CLIL授業における子どもの言語面での学びと思考 へ行く。
1: 2016-02-12 (金) 02:20:27 kawaguchi ![]() |
現: 2016-02-13 (土) 00:01:09 kawaguchi ![]() |
||
---|---|---|---|
Line 8: | Line 8: | ||
-修士論文発表 | -修士論文発表 | ||
***発表概要 [#j401091a] | ***発表概要 [#j401091a] | ||
- | コミュニケーション能力の育成を進捗し,児童が内容に興味を持ち満足できるような教授法として,内容言語統合型学習(CLIL:Content and Language Integrated Learning)に注目する。本研究では海外と日本の計4カ国の公立小学校にてフォーカス・オン・フォーム(Focus on Form: FonF)を取り入れたCLILの授業実践を行い,その際の英語の理解度・思考・発話についてまとめ,思考と言語の絡み合わせ(intertwine)の場面を見極め,小学校の年齢におけるCLILの可能性と日本での応用を探ることを目的とした。ディスコース分析から,ベテラン教員のティーチャートークや児童の発話から思考の分類を行った。アンケートでは理科CLILで扱った語彙の理解度クイズを行い,背景の異なる3校(X, Y, Z)を一元分散分析で比較すると有意差がないことが分かり,英語の習熟度にあまり影響されず,教科特有の語彙を理解していたといえる。教材やティーチャートークの工夫をすれば,CLILの日本の小学校への応用で気を付けることが示唆された。 | + | コミュニケーション能力の育成を進捗し,児童が内容に興味を持ち満足できるような教授法として,内容言語統合型学習(CLIL:Content and Language Integrated Learning)に注目する。本研究では海外と日本の計4カ国の公立小学校にてフォーカス・オン・フォーム(Focus on Form: FonF)を取り入れたCLILの授業実践を行い,その際の英語の理解度・思考・発話についてまとめ,思考と言語の絡み合わせ(intertwine)の場面を見極め,小学校の年齢におけるCLILの可能性と日本での応用を探ることを目的とした。ディスコース分析から,ベテラン教員の[[ティーチャートーク]]や児童の発話から思考の分類を行った。アンケートでは理科CLILで扱った語彙の理解度クイズを行い,背景の異なる3校(X, Y, Z)を一元分散分析で比較すると有意差がないことが分かり,英語の習熟度にあまり影響されず,教科特有の語彙を理解していたといえる。教材やティーチャートークの工夫をすれば,CLILの日本の小学校への応用で気を付けることが示唆された。 |
***配布資料 [#s162e87e] | ***配布資料 [#s162e87e] | ||
---- | ---- | ||
[[2015年度中部地区卒業論文・修士論文発表会]] | [[2015年度中部地区卒業論文・修士論文発表会]] |
- CLIL授業における子どもの言語面での学びと思考 のバックアップ一覧
- CLIL授業における子どもの言語面での学びと思考 のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2016-02-12 (金) 02:20:27 kawaguchi
- 現: 2016-02-13 (土) 00:01:09 kawaguchi
Counter: 1250,
today: 1,
yesterday: 2