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1: 2014-11-23 (日) 18:52:02 ozeki ソース 2: 2014-11-23 (日) 19:06:07 ozeki ソース
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[[カテゴリー/支部大会]] [[カテゴリー/支部大会]]
*第84回大会研究発表第1室 [#i76064da] *第84回大会研究発表第1室 [#i76064da]
 +**[[英語学習者の読解プロセスにおける構成能力の役割について]] [#o37cc2f2]
 +-司会・報告:[[杉野 直樹]] (立命館大学)
 +-会場参加者数:15名
 +***概要 [#ga22fe0e]
 +リーディング行動がリアルタイムで反映される眼球運動と、読解の構成能力(語彙知識のサイズと下位レベルの処理能力)との関係を調査した結果が発表された。眼球運動のデータとしては読みの速度、注視時間、右方向へのサッカード距離が測定された。調査結果として、語彙サイズが大きく下位処理能力も高い学習者はよりスムーズな読みができること等が報告された。発表後、眼球運動と読解能力/プロセスとの関係についての質問が寄せられた。
 +**[[オンラインチャット活動における外国語学習のタスクと産出言語の正確さ]] [#p96e3acc]
 +-司会・報告:[[杉野 直樹]] (立命館大学)
 +-会場参加者数:15名
 +***概要 [#be74ad21]
 +オンラインと対面といったモードの異なる言語活動において、タスクの認知負荷が産出言語の正確さと自己修正行動に及ぼす影響について調査した。オンラインチャットの方がより正確な言語産出が行われるのに対し、自己修正行動は対面での方が多い、また自己修正は対面の場合は文法的な修正がなされるのに対し、オンラインでは語彙的な修正が中心となる、といったモード間での差異は観察されたが、認知負荷の影響は明確には観察されなかった、といった結果が報告された。ただし、オンラインでのチャットについてはチャットログをデータとして分析したため、入力を確定するまでに行われた自己修正行動は観察できていないことを含めて、今後の検討課題とされた。質疑応答では、指導への応用という観点から、正確さの維持・向上にオンライン/対話という異なるモードをどのように活かすことができるか、といった点を中心に意見交換が行われた。
 +**[[英語母語話者と日本人英語学習者の意味ネットワーク比較]] [#e0647944]
 +-司会・報告:[[杉野 直樹]] (立命館大学)
 +-会場参加者数:15名
 +***概要 [#d407995e]
 +L2における意味ネットワークにおけるL1の役割を調査することを目的として、一つの語形に対し複数の意味を持つ homographs を刺激語として、英語母語話者と日本人英語学習者を対象に行った語連想課題の結果が報告された。調査においては、連想語として想起される言語の割合(L1語かL2語か)と、意味の優位性(第一義/第二義として想起される意味)の観点から両被験者群の反応が比較された。その結果、学習者の場合、最初の想起語のほとんどが刺激語に対するL1の対訳であることに加え、必ずしも意味の優位性が母語話者と同じではない(同じ語義が第一義として想起されない)こと、また、たとえ同じであってもその割合が異なるケースがあることなどが散布図を使って報告された。質疑応答では、英語母語話者・学習者のそれぞれの反応について、想起された語や語義のばらつきの有無や安定性の違いを考慮に入れること、また学習者の回答に対する外来語の影響などが提案された。
 +
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[[第84回支部研究大会報告]] [[第84回支部研究大会報告]]


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