発表概要
教師が授業内で使用するteacher talkが学習者である子ども達にどのような影響を与えるのか, ということの研究を行った。その為に, (1)英語を学習する子ども達がteacher talkをどれくらい理解できているのか, (2)子ども達はteacher talkを授業内容理解に役立てることができているのか, という2 点を, CLILを用いた実践授業を行うことを通して考察していく。方法として、I. 良いteacher talkが使用されている授業の分析について, CLIL(Content and Language Integrated Learning内容言語統合型学習)の第1人者であるイタリア,ピネローロ市立シルコロ小学校で英語指導を担当されているシルヴァナ・ランポーネ氏(Ms. Silvana Rampone)の「フルーツ」の授業を訪問観察し, 分析(ディスコース分析)を行い, 使用されているteacher talkを見本として捉えていく。II. 小学校での筆者の授業実践後のアンケート分析について, N市立K小学校6年生35名に授業させて頂いた「経済(流通)」に関する筆者の授業分析, 子どもの対話, アンケート分析を行い、その結果を考察していく。
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最終更新: 2016-02-12 (金) 02:18:57 (JST) (2999d) by kawaguchi