中学校英語授業における自動採点機能を用いた教材の活用
発表概要
中学校の英語の授業では、学習の定着、学習への取り組みの促進などを目的として、定期的な小テストを実施することが多い。しかし、従来の記述式のテストでは採点のためにある程度の時間を要することや、誤りの箇所を明示的に示すことの難しさから、学習者に効果的なフィードバックを与えることが難しい。
そこで,JavaScriptによる自動採点機能を持つページを作成し,小テストを行った。学習者に与えた課題は中学英語教科書本文のタイピングである。教科書は1つのプログラムが3つのセクションに分かれており、各セクションは約50〜60語から成っている。採点は1語ずつ行われ、各セクションの90%以上の正答で次のセクションに進むことができる。本発表では、約6ヶ月間のテスト実施状況と作成したテストの形式、学習者の学習への取り組みについて報告をし、中学校英語授業におけるマルチメディア教材の効果的な利用方法について検討したい。
問題点
- 記述式テストの実施
- positive: 学習内容の定着度を測る;学習活動の促進
- negative: 採点に時間と労力を要する;学習者へのフィードバックの遅れ;間違いが明示的に示されない(点数だけを見る)
尾関の疑問
- 教材開発プラットホームは?Flash?Ajax??
- 大名氏開発のJavaScript利用サイト
- 完了したときの報酬は何がよいか
- 全体の中の位置づけ、完了度などのログベースのものがよいのでは?
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Last-modified: 2015-11-01 (Sun) 10:26:43 (JST) (3429d) by ゲスト