大学での外国語学習における遠隔通信技術活用のための授業デザインに関する考察
近年、インターネットに代表される遠隔通信技術の普及発達および低廉化に伴い、外国語学習においてこれを利用することは決して珍しいことではなくなっている。同時に、単に遠隔通信技術を導入するだけでは期待した学習効果が得られないことも広く認識されつつあるように思われる。とりわけ、大学における外国語教育では、技術の導入に応じた適切な授業デザインが不可欠と言える。本発表では、2006年10月から12月にかけて行われた、愛知県立大学スペイン学科(当時)−スペイン・バルセロナ大学間での、インターネット電話ソフト(Skype)を利用したスペイン語授業の実践結果を報告し、これに基づき、大学外国語教育において遠隔通信技術を効果的に利用するための授業デザインについて考察する。
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Last-modified: 2015-10-22 (Thu) 23:24:16 (JST) (2711d) by ozeki