発表概要
本発表は、タスクとしてのペア・ワークを実施し、インタビュー・テストを行ってタスクがコミュニケーション能力向上に有効であるかどうかを検証した際の実践報告である。報告の内容は主に2点で、1つ目は、テスト・パフォーマンスを量的に分析するための統計学的手法であり、2つ目は、談話内容を質的に分析するための音声データの処理法である。前者の量的分析にはマイクロソフト・エクセルを用いて、一元配置の分散分析、t検定、そして相関係数の算出などを行った。そこで、そのような統計学的分析をどのような目的で、どのように行ったのかを発表する。また後者の質的分析のために、音声データを確実に書き写す目的でオリンパス・ソノリティ(音声ファイル編集ソフト)を用いた。このソフトウエアの利点は、音声データからノイズを除去したり、再生速度を調整したりできることである。そこで、ソノリティについても「メディアの効用」という視点から本発表の内容とする。
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最終更新: 2015-03-13 (金) 23:37:52 (JST) (3325d) by ozeki