発表概要
本発表では、小・中学校の英語教育における教材アーカイブについて、現在公開されている例、将来の可能性及び課題を論じる。
教材アーカイブについては文部科学省委の委嘱事業「教育情報共有化促進モデル事業」などいくつかのものが運用されている。しかし実際の小・中学校の英語教育では『英語ノート』(小学校)・検定教科書(中学校)とそれに付属する教材が主に使われているのが現状である。教材アーカイブの普及には(1)多くの魅力のある教材を蓄積すること、(2)ICTのインフラの整備など現場の教員がアクセスしやすくすること、の課題がある。
本発表の中では、まずアーカイブに蓄積すべき教材の例を紹介し、次に、それを集積する方法(アーカイブの運用方法など)を論じる。さらに教材研究の段階や実際の授業中にでも利用できるアーカイブを実現するために必要となるインフラ整備の実際、またICT利用に関わる教員研修について諸外国の実例をもとにして論じる。
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Last-modified: 2015-03-15 (Sun) 02:21:46 (JST) (3525d) by ozeki