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SAC利用環境改良の実践 anchor.png

  • 加藤鉄生(中部大学
  • 各発表の概要 1998年からスタートしたSAC(Self-Access Center)について,その設定・管理・改良に関する取り組み報告が行われた。日々の実践活動の中から,継続的に改良を行ってゆくためのポイントが報告された。
  • 質問の内容 SACの取り組みに対する学生の反応はどういったものか,という質問に対して,利用状況の推移に関するデータや,学生が使用した教材・設備のデータ,アンケートによる学生の声などが紹介された。 また,職員の数や運営時間など,運営方法についての質問があり,現在,補助員1名のみで運営されているが,TAが配置されているとの答えがあった。加えて,夜間等には2名のTAを配置する必要があることが説明された。
  • 会場の様子 質疑応答では,約10名の聴衆とSACの運営についての具体的な方策が議論された。
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Web Based Trainingを利用した自律学習支援の試み anchor.png

  • 各発表の概要:発表者は,約3年間にわたって,アルク社によるe-learningシステムを利用した自立学習支援を,SACにおいて行っており,こうした試みについて実践報告が行われた。単位認定を行うにあたっての問題点が確認されたため,2年目,3年目と,提供方法に改善が加えらたことと,3年間の学習状況の推移が報告された。
  • 質問の内容:単位認定を行うに当たっての基準となるポイントについて,どのように換算されているのかという質問があり,各タスクに対して詳細に決められたポイントであることが説明された。 当該コースが,カリキュラムの中でどのような位置を占めているのかということについての質問があり,選択科目であること,卒業単位に含まれることなどが説明された。
  • 会場の様子:約20名の聴衆が参加し,SACの運営・カリキュラム構成・e-learningシステムについての質疑応答を交え,情報交換が行われた。
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アカデミックイングリッシュ学習用CALL教材の開発 anchor.png

  • 古泉 隆(名古屋大学)・松原 緑(名古屋大学)・佐藤雄大(名古屋大学)・尾関修治名古屋大学)・杉浦正利(名古屋大学
  • 発表の概要:上級レベルの学習者に対するCALL教材の開発にいたる過程および完成教材をご紹介いただいた。教材開発を進める上でのいくつかの留意点をお話いただいたが、特に「教材開発の目的を明確にすること」、そして開発者チームで「毎週確実に時間を確保し情報伝達、情報交換を徹底すること」の重要性は教材開発の成功への鍵となることが実感できた。また教材開発の過程は教員が担当すべきもの、外注できるもの、著作権処理など非常に具体的に提示され、今後教材開発を考えている教員にとって大変参考になる発表であった。
  • 質問の内容:完成教材を実際に使用する上で、授業内ではどのように評価に加えられているかなど具体的な質問がフロアから上がった。教材の中の仕掛け(アクティビティ)の使用状況(回数、時間など)がどのように記録されるのかなどスクリーンでの提示があり、非常にわかりやすかった。
  • 会場の様子:CALL教材開発を考えている教員は多いが、教材となる素材の探し方から動画教材の撮影のための俳優の手配、著作権にいたるまで、非常に具体的に提示していただき、会場の参加者は興味深く発表を聞き入っていた。

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Last-modified: 2011-01-14 (Fri) 22:31:14 (JST) (5074d) by ozeki
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