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第86回大会ワークショップ1 anchor.png

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2013年に,文部科学省により,『各中・高等学校の外国語教育における「CAN-DO リスト」の形での学習到達目標設定のための手引き』が発表され,現在では,各学校は,指導要領に基づいて,学習到達目標を「CAN-DOリスト」の形で具体的に設定することが求められている。ワークショップは,小・中・高校・大学の教員および将来英語教育に携わることを希望している大学生・大学院生を対象に,2人の講師によって行われる。まず,高橋講師から,日本の学校英語教育の枠組みにあわせて作成された「CEFR-J」(投野,2013)と,CEFR-Jを活用したCAN-DOリストの具体例が紹介された。また,今後は,小学校英語教育にもCAN-DOリストの活用を求めるとする文部科学省の方針に合わせ,小学校英語教育の教育理念と現状,中学高校教育との連続性をも踏まえた,小学校英語教育でのCAN-DOリストのあり方が論じられ,リスト作成の具体例が紹介された。次いで,西尾講師から,音声教育に焦点をあてて,小学校英語教員養成における音声教育の必要性と,音声領域でのCAN-DOリストの作成例,活用例が紹介された。

実際に,CEFR-Jの作成に関わり,小学校英語教育のためにPreA-1を作成した経験をもつ高橋講師からは,具体的なCAN-DOリストの作成例が紹介された。また,音声教育を専門とし,小学校英語教員養成に関わっている西尾講師からは,大学生の音声知識レベルが具体的に紹介された。 ディスカッションでは,会場から,CAN-DOリストは,達成目標のためのものか,評価のためのものかという質問があり,両方の役割を持っているという回答があった。また,音声領域については,CEFR−Jの枠組みに入っていないので,CAN-DOリストにする必要があるのか,という質問があり,講師からは,現在,音声が枠組みに入っていないことが問題であると考えており,そのため,CAN-DOリスト化の必要性とその例を論じている,音声教育の指針が必要である,との回答があった。


第86回支部研究大会報告


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最終更新: 2015-11-28 (土) 14:25:51 (JST) (3065d) by ozeki
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