概要
本シンポジウムでは、統計手法を用いて実験調査を行う3名のパネリストが、それぞれの研究やその際に用いる統計手法・処理ツールについて報告する。
日本の外国語教育研究においては、適切な評価とその解釈の重要性は未だ十分に理解されているとは言い難い。そこで本シンポジウムでは、外国語教育における統計手法を用いたデータ分析とその解釈の問題に深い関心を持つ3名のパネリストが、それぞれの持つ問題意識を報告する。さらに,各パネリストの報告に対してコメンテーターが意見を述べ,問題や留意すべき点を整理する。
はじめに、研究目的に合わせた、より好ましい統計手法と結果の図示の仕方について触れる。次に、無償の統計ツールを用いた反応時間データの分析事例を紹介する。最後に、外国語音声を音響分析する際の持続時間測定に関わる諸問題について、第二言語リズムの研究を例として取り上げながら報告する。
これらの報告や質疑応答を通じ、聴衆と問題意識を共有し、現状考え得る改善策を提示することを目指したい。
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最終更新: 2014-03-27 (木) 08:37:11 (JST) (3684d) by ozeki