発表概要
筆者が担当するCOIL型授業である『国際産官学連携PBL C』では、連携企業から提供された「未来の車のカタチを提案する」というテーマについて、本学14名、香港中文大学24名の学生からなる7グループがオンラインで協働して取組み、最終的にプレゼンテーションという形で発表した。初回授業(全8回)では、企業からプロジェクトのゴールやスケジュールが提示された。第2回目の授業においてアイスブレークを通じて参加者間の相互理解を深めた後、両校学生間の実質的なオンライン協働が開始された。各グループが、成果報告会(最終授業)でのプレゼンテーションに向けて週1~2回、ZOOMやLINEを用いて継続的な交流を行った。本実践報告においては、授業の(1) 背景・目的、(2) 概要、(3) 授業内容について紹介した上で、本学学生から毎週提出されたCommunication Journalの記述を分析し、学生がオンライン協働する過程で経験した異文化コミュニケーションに係る気付きや問題点について考察する。
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Last-modified: 2020-12-07 (Mon) 17:28:26 (JST) (1468d) by kawaguchi