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初級英語学習者における文法形態素の処理方法と負荷の関係 anchor.png

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Silva and Clahsen (2008) によれば母語話者は不規則動詞の過去形をメンタルレキシコン内に丸ごと (whole-word) 貯蔵し、処理に際してはレキシコンから直接検索する。一方、規則動詞の過去形は語幹と接辞から構成される形態素表象として貯蔵され、その処理においてはその形態素情報が活用されていると考える。一方、第二言語学習者の規則動詞過去形の処理に関して母語話者とは異なった結果が出ている。Silva (2009) は英語の規則動詞を用いた語彙性判断課題において頻度効果が第二言語学習者には見られたことから、第二言語学習者は規則動詞の過去形を語幹と接辞から構成される形態素表象として記憶しているのではなく、全体として語彙記憶に貯蔵している傾向が強いことが示唆している。

 本発表での語彙性判断課題の結果においても同様の頻度効果が確認された。すなわち、今回の実験協力者である初級英語学習者は規則動詞の過去形を語幹と接辞から構成される形態素表象として記憶しているのではなく、語彙を全体として記憶していることと考えられる。

 規則動詞過去形の処理負荷と語彙性判断課題における上位語と下位語の反応時間差の相関を調べてみると、有意な弱い正の相関 (r=.38*) が確認された。つまり、処理負荷が大きければ大きいほど、上位語と下位語の反応時間差が大きい。時制の変化の処理コストが高いのは、規則動詞の過去形が語幹と接辞から構成される形態素表象を活性化できずに、過去形全体としての語彙記憶からその意味を検索している度合いが高いことと関連していることがうかがわれる。処理コストの低い被験者はターゲット語を処理する際に形態素表象のうちの接辞情報のみを活用して意味にアクセスして過去形か現在形かを判断していることが考えられる。一方処理コストが高い被験者は過去形全体から現在形か過去形かの判別処理をしていることが推測できる。

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Last-modified: 2015-11-01 (Sun) 11:18:14 (JST) (1414d) by ozeki
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