音読中心の授業と文法訳読中心の授業が短期記憶に与える効果の比較
- 石神 政幸 岐阜県立長良高等学校
発表概要
音読中心の授業を行っているA高校の1年生と文法訳読中心の授業を行っているB高校の1年生を対象に,コンピュータを用いた短期記憶のテストを実施した。テスト方法は、コンピュータから聞こえてくる英文をそのまま記憶し復唱するものである。その音声をコンピュータに録音し,音声ソフトを用いて、解答までの反応速度と正答率を計測した。その結果、音読中心の授業を行っているA高校のほうが,文法訳読中心のB高校より反応速度、正答率ともに優れた効果を得られることが判明した。今回の発表では、A高校とB高校の短期記憶問題の反応速度や正答率を比較するとともに、この実験で得られたデータから、A高校とB高校の生徒が復唱する際にどのような誤りをしているかを比較分析してみたい。
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Last-modified: 2015-03-14 (Sat) 10:29:37 (JST) (3563d) by ozeki