Table of contents
中期以上の留学経験を有するJEFL学習者の帰国後のテクノロジー使用とImagined Communitiesへの参加継続の関係性について:探索的研究
発表概要
習得目標言語をL1とする国において行う中期(8ヵ月)以上の留学活動は、JEFL学習者の言語面のみでなく、帰国後の学習動機づけ・学習態度等の非言語的側面にも正の影響を与える事が報告されている。本研究は、学習者の帰国後の自律学習に対し、(1) 目標言語使用集団/共同体(Imagined Communities = IC)への参加意識、(2) Internet-based technology(IBT)利用、の2要素が果たす役割について探索的な分析を行ったものである。本研究では、EFL環境での学習経験、中期以上の留学経験、高習熟度、帰国後の年数の4条件から44名の大学生・大学院生を調査対象者として設定した。質問紙およびインタビュー調査の分析結果として、(1) 本研究における自律学習は、IBTの利用を通し継続されたICへの参加から動機づけられており、(2) 上記のIBTとICの関係性は自立学習と結びつくだけでなく、学習者の自発的な再学習を促す可能性がある事、の2点が判明した。
Counter: 1791,
today: 1,
yesterday: 0
Last-modified: 2015-10-24 (Sat) 17:54:20 (JST) (3466d) by ozeki