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体感音響振動を活用した聴覚障がい者の英語発話の改善--教員による音声評価の自由記述の分析--
発表概要
聴覚障がい者を対象として体感音響振動システムを活用することにより、英語プロソディ習得を促す取組について検証する。先行研究では、日本人英語担当教諭に発話データの主観的評価として5段階評価を依頼し、事前・事後の評価について実験群と統制群の統計的に有意な差の検証を行い、実験群において体感音響振動の英語プロソディ習得に与える効果が検出された。本研究では、調査の際に同時に収集した自由記述に関する分析を行う。文の発話と句・複合語の発話に関する自由記述について、テキストマイニングによるキーワード分析を行う。出現頻度や共起ネットワークから得られる情報により、実験群と統制群を比較することで、聴覚障がい者の英語発話の改善を示す要因を明らかにする。さらに、先行研究の5段階評価の結果や音響分析による解析結果と比較することによって、データ解析法による相違点の有無を検証する。
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Last-modified: 2015-03-13 (Fri) 23:34:22 (JST) (3603d) by ozeki