英語学習者の視覚・聴覚的語彙サイズと使用学習方略との関係
- 司会・報告:石井 卓巳 (筑波大学大学院生)
- 会場参加者数:20名
概要
日本人英語学習者の語彙学習法略と視覚的・聴覚的な語彙サイズとの関係を調査した。語彙学習法略の調査には幅広い語彙学習法略を取り扱っているTanaka (2006)の日本語版である田中 (2012)の26項目を、語彙サイズの調査にはMizuomto and Shimamoto (2008)の語彙サイズテスト1,000語レベル〜4,000語レベルを用いた。主要な発見として、(a) 学習者の語彙サイズは、視覚的語彙サイズの方が聴覚的語彙サイズより大きい傾向があること、及び(b) 視覚的・聴覚的な語彙サイズの差が大きい学習者群と小さい学習者群の間には、語彙学習法略の使用に差が認められないことが明らかになった。
概要
ライティング・プロセスに焦点を当てた研究を目指し、キー入力記録システムWritingMaetrixを用いた構築が進められているライティング・プロセス可視化コーパスのためのタスクデザインについて検討、発表された。質疑応答では、WritingMaetrixは書いたり消したりの軌跡は記録ができるのか、という質問があり、現在検討中である、との回答であった。
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Last-modified: 2014-06-03 (Tue) 17:14:51 (JST) (3806d) by ozeki