Table of contents
英語学習者の視覚・聴覚的語彙サイズと使用学習方略との関係
The relationship between the size of written and spoken vocabulary and the use of EFL vocabulary learning strategies
発表概要
本発表は英語学習者の語彙学習方略と視覚的および聴覚的な語彙サイズとの関係を調査したものである。語彙学習方略と語彙サイズとの関係を調査した研究はこれまで主に、学習者が読んでわかる語彙、つまり視覚的な語彙サイズとの関係の調査であった。しかし、学習方略と受容可能な語彙サイズとの関係を検討するならば、聴いてわかる語彙も検討すべきである。なぜなら両者には相当の違いがあることが指摘されているからである。そこで本発表では、外国語として英語を学ぶ大学生を対象に、視覚的な語彙サイズだけでなく聴覚的な語彙サイズも併せて測定し、両者と学習者の使用する学習方略との関係を検討した。その結果、いくつかの先行研究と同様に視覚的な語彙サイズの方が聴覚的な語彙サイズよりも大きかったが、方略使用との関係においては両者に大きな違いは見られなかった。発表では、その詳細を報告するとともに、個人差の分析結果も考察し、報告する。
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Last-modified: 2014-05-02 (Fri) 15:20:53 (JST) (4007d) by ozeki