児童のリスニング力と英語ノートを用いた指導法の研究
本年度より、日本全国の小学校に『英語ノート』が配布され、ほとんどの小学校で年間35時間の外国語活動の授業が試行的に開始された。
『英語ノート』に関しては、教材の配列や、活動内容など、まだまだ検討すべき事項が多いことが各方面から指摘されているが、多くの小学校で、とりあえずの指針として使用されている。発表者は、愛知県の公立小学校で実際に『英語ノート』を用いた指導を昨年・本年と2年間にわたり実施し、その効果的な指導法と指導の成果を定量的に解明しようと研究を続けている。今回は、『英語ノート』を用いた指導と、児童のリスニング能力との関係を、リスニングスピード、学習経験、外国語活動に対する情意面、などの指標と関連付けながら分析を行っている。また、算数や国語といった児童の他の学力と、英語のリスニング力の関係についても関連づけながら発表する予定である。
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最終更新: 2015-03-15 (日) 02:10:28 (JST) (3328d) by ozeki