会場・時間
- 第3会場(611LL視聴覚室)
- 14:00-14:30
発表概要
聴覚障がい者のグローバルなコミュニケーション手段として、アメリカ手話(American Sign Language)が挙げられるが、ASLは英語をベースにしているので、英語が理解できないと習得することは難しい。また、アクセントの位置によって意味の変わる英語の句と複合語の識別も、聴覚障がい者にとって難しい。本研究では、取材を通して収集したデータとして、いくつかの英語の句と複合語に相当するASL表現を取り上げ、英語音声表現との間に生じるギャップを明らかにすると同時に、日本語をベースとしている日本手話表現との隔たりに関しても考察する。それによって、聴覚障がい者がASLを学習する事前段階としての英語習得の必要性を明示するとともに、識別が困難となる英語の句・複合語アクセントの習得のための有効な学習法を紹介する。
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最終更新: 2015-03-14 (土) 10:15:46 (JST) (3767d) by ozeki