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英語語彙処理過程における熟達度の影響:音韻・意味処理経路と自動化係数に焦点を当てて anchor.png

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同音語ペア、類義語ペアを用いた語彙性判断課題を行い、英語母語話者と英語上級・中級学習者が、視覚提示された単語を意味判断と音韻判断の処理を行う際の正答率反応時間自動化を測る指標であるCVRTを用いて分析した。結果として、母語話者は学習者よりも正答率が高く、反応時間も速かったが、熟達度が語彙処理過程に及ぼす影響は見られなかった。

先行研究の知見と結果が異なった理由、課題で使用した語彙や、結果を表すグラフについての質問があった。

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反応時間データにおける語彙特性効果から見る語彙の即時的運用能力語長・頻度・親密度・心像性に着目した予備的検討 anchor.png

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学習者の語彙認知は母語話者よりも顕著に,といった語彙特性に強く影響されることがこれまでに分かっている。

語長,頻度,親密度,心像性という四つの語彙特性が学習者の語彙認知に及ぼす影響の程度を調べる為に,直交表実験計画を用いた語彙性判断課題を30名の学習者に実施した。四つの語彙特性ごとの水準間における反応時間の標準化平均差,および自動化係数CVRT)をそれぞれ求め,TOEICスコア等の相関分析を行った。結果として、学習者の語彙認知に関して語長による影響があった。TOEICスコアとの相関はあまり見られなかった。

親密度で差が出なかったのはなぜか、データベースの親密度の基準はどのようなものか、語長に関して、文字数でなく音節を考慮すべきではないか、仮説を立てた根拠となるモデルについて等の質問があり、活発な議論が交わされました。

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日本人英語学習者の読解における知覚範囲の測定眼球運動計測を用いた研究 anchor.png

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眼球運動計測を用いて日本人英語学習者を対象に、英文読解における知覚範囲の測定を行った。その結果、学習者の知覚範囲は、英語母語話者よりも狭いことが明らかになった。発表では、知覚範囲を広げるための学習法、刺激文の難易度や、学習者と母語話者では根本的に何が違うのかといった質問や、コメントがあった。

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日本人英語学習者を対象に、標準速、2倍速、4倍速と速さの異なった合成音声課題を聴かせ、脳内で言語音声理解を担う聴覚野ウエルニッケ野付近の血流量光トポグラフィによる脳機能イメージング手法を用いて半球別に計測した。結果、速度が速くなるにつれ、言語的処理等を担っている左半球からプロソディ等を処理している右半球への活動のシフトが観測された。また、非言語音に近い4倍速の音声聴解時の脳賦活度は、2倍速聴解時よりも減少したことから、音声速度の上昇による言語の曖昧性の増大に伴い、脳内での処理活動も変化する可能性が示唆された。質疑応答では、速聴のための教材や、研究におけるプロソディの定義に関する質問があった。


第82回支部研究大会報告


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最終更新: 2015-10-29 (木) 17:18:24 (JST) (3102d) by ozeki
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